超重要指標!債務償還年数とは?

こんにちは。

財務コンサルタント・税理士の髙野です。

今回は、融資審査でも必ずチェックされる重要指標

「債務償還年数」について、できるだけわかりやすく解説します。

これから追加融資を検討している中小企業の経営者の方、

「このままで大丈夫なのか不安…」という方は、

ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

債務償還年数とは

債務償還年数とは、

「今ある借入金を、何年で返せるのか」を示す指標です。

金融機関はこの数値を見て、

借入が会社の規模に対して多すぎないか
今後も安定して返済していけるか
追加融資をしても問題ないか

といった点を判断しています。

つまり、「これ以上貸しても大丈夫な会社かどうか」が一目で分かる指標、

それが債務償還年数です。

計算式はこちら

計算式は次のとおりです。

(有利子負債-所要運転資金)÷(経常利益+減価償却費-法人税等)

有利子負債→ 借入金(金融機関からの借入)

所要運転資金→売上債権(売掛金など)+棚卸資産(在庫)-仕入債務(買掛金など)

目安は「7年未満」。理想は5年以内です。

これが10年以上、あるいは15年以上となると追加融資が厳しくなります。

まとめ

債務償還年数は、

融資を受けるうえで非常に重要な財務指標のひとつです。

5年以内:かなり健全
7年以内:良好
10年以上:改善が必要

という目安を、ぜひ覚えておいてください。

弊所では、税理士業務だけでなく、

債務償還年数の算定を含めた財務分析レポートを作成し、

改善方法をご提案しています。

「うちの会社はどうなんだろう?」

そう思われた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

髙野正義税理士事務所
神奈川県横浜市戸塚区南舞岡3-8-1-2
https://takanozeirishi.com
つぶれない会社を実現させます

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