「利益は出てる。でも、お金が残らない」
そんな社長さん、会社の“体力”を表す数字、「自己資本比率」をご存じですか?
売上が1億円以下の中小企業では、資金繰りや融資に悩む場面も多いはず。
でもその裏で、自己資本比率が低いまま放置されていませんか?
実は、自己資本比率は金融機関からの信用、そして会社の存続にも直結する、財務の“重要な指標”です。
本記事では、専門用語はなるべく使わずに、中小企業が自己資本比率を理解し、改善していくポイントをわかりやすく解説します。
目次
🔍 自己資本比率とは?
会社の資金のうち、どれだけが「返さなくていいお金(自己資本)」かを示す指標です。
計算式はとてもシンプル:
自己資本 ÷ 総資本 × 100(%)
この比率が高いほど、借入に頼らず安定していると評価されています。
⚠ 自己資本比率が低いと、何が起こる?
- 銀行からの融資が通りにくくなる
- 資金繰りに余裕がなく、倒産のリスクがつきまとう
- 将来の投資や拡大のチャンスを逃しやすくなる
✅ 中小企業でもできる、自己資本比率の改善方法
- 支払条件・回収条件を自社に有利な形で調整する
- 在庫を整理してスリムな体制に
- 仮払金や貸付金といった現金化しにくい資産は、極力整理・圧縮する
- 借入を減らす・返済スケジュールを見直す
- 利益をしっかり残す(原価見直し・販管費の管理)
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このブログを読んで、「うちの自己資本比率って大丈夫だろうか…」と感じた社長さんは、ぜひお気軽にご相談ください。
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🔚 まとめ
「自己資本比率」は、会社の将来を左右する“経営の健康指標”です。
小さな会社だからこそ、数字を味方につけて、安定した経営を目指しましょう。
髙野正義税理士事務所
神奈川県横浜市戸塚区南舞岡3-8-1-2
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