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税理士試験 国税徴収法 最終章 「疲弊からの合格」

今回は税理士試験の5科目目について記載していきます。

税理士試験のラスト科目です!

すんなりと合格できるのでしょうか!

目次

受験勉強

選択した科目

今回は、前回受験した法人税法の合格発表日まで、法人税法の勉強を続けていました。

合格発表日は12月なので、次の試験まで勉強時間は8ヶ月もありません。

残り8ヶ月もない。。。

どの科目を選ぶかネットで検索します。

所得税法は法人税法と並ぶ重い科目。。。

試験日までに絶対に間に合わない。

相続税法は法人税法など重い科目を合格した猛者が最後に受験する科目。。。

これも無理でしょう。

国税徴収法は1番勉強時間が少なくて合格できる科目!

これや!

ワイにはこれしかない!

実務にはほとんど役に立たない?

そんなの関係あらへん!

もう勉強から解放されたいんやー!

ということで、国税徴収法を選択しました。

これが最後の悲劇の始まりとは知らずに。。。

勉強方法

国税徴収法を勉強することにしたのですが、肝心の勉強方法です。

ラストの国税徴収法はどのように勉強したのか。

。。

。。。

スタディングです!

でたー!

法人税法でワイの信頼度はマックスや!

国税徴収法もスタディングにお世話になるで!

ポチり、申し込みしました。

金額も6万円ほどで超絶良心的です。

法人税法と金額がほとんど変わらないのが逆に気になりました。笑

まぁそんなことはおいといて、勉強開始です。

講義を聞きます。

ふむふむ。

ふむふむ。

なるほどねー

。。

。。。

ってならねー!

なんか違う。

国税徴収法が実務にほとんど関係ないから理解できないのか、それとも講師の解説が。。。

理由は定かではありませんが、頭に入らないし、やる気も出ないし。。。

どうしよう。。。

うーん。

まぁ国税徴収法は勉強時間少なくても合格できるってネットに書いてあるし、適当に勉強して、5,6月くらいに本気出せばいいか!

これまで1発合格してきた経験から、国税徴収法はぶっちゃけ余裕だろーと思っていたのでした。

そして、5月になっても6月になってもやる気が出ません。

ルーティンのTAC公開模試も受けませんでした。

はい、やる気が一切出ませんでした。

今までの勉強で心が疲弊していたのでした。。。

そして、まさかの

このまま本試験を迎えてしまうのでした。笑

本試験

実は今回の受験は見送ろうと思っていたのですが、勤務先の先輩に受験するだけした方が良いよとアドバイスをいただいたので受験だけしました。

ここまでの勉強時間は100時間ほどです。

理論?

覚えてるのは3割くらいですかね。笑

そして、試験開始です。

問題をさらっと確認して、

うん

わかりましぇーん。

自分の知っている範囲で理論を書きました。

全然勉強していないからなのか、手も震えませんでした。笑

そしてこれ以上理論を書く内容もなく

ぽけーっ状態です。

そして試験終了です。

合格発表日

最後の科目なので、郵送を待たずに官報で合格を確認することができます。

官報を確認すると、

。。

。。。

ないー!

当たり前や!

もしかしたら合格してたりという淡い気持ちもあったのですが、合格してるわけもなく。

まさかの国税徴収法に敗北しました。

後日封筒が届いたので確認すると

20点(正確には覚えてないです。)

まじか。

悲惨や。

当たり前だけどね。

むしろ20点もくれてありがとう。

2年目の勉強方法

時はさかのぼり国税徴収法の試験後です。

全然ダメだった。

やっぱり勉強しなきゃダメだ。

でも国税徴収法はやる気でないぞ。

相続税法に変更しようかな?

けど、1年勉強して合格できる保証はないぞ。

猛者しかいないのだから。

うーん。

考えた結果。。。

やっぱり次も国税徴収法にしよう!

けどスタディングの国税徴収法とは相性が合わない。

。。

。。。

たっーくっ!!

T!

A!

C!

TAC!

はい、まさかのTACで最後の勉強をすることにしました。笑

最後の最後で大手頼みです。笑

早速申し込みをして勉強スタートです。

早速WEBで講義を聞いていきます。

。。

。。。

ん?

なんか頭に入らんぞ。。。

で、勉強していくのですが。

。。

。。。

やる気が出ないんです。

やはり国税徴収法は実務に役立つことがほぼないためかやる気が出ません。

嘘だろー

このままじゃまた合格できないよー!

心の中で号泣です。

絶望でした。

このまま終わってしまうのか。。。

いや、理論だけはとりあえず覚えよう!

ここで講義を聞くのは諦めて、理論だけはとりあえず頑張って覚えることにしました。

そしてズルズルと時間はたち。。。

はい、試験2週間前です。

はぁー。

今年も合格は無理なんだろーなー

とりあえず今年も合格は無理っぽいし、勉強やめようかなー

どうしようかなー

そんなことを考えていました。

そんな中で、特に理由もなく、

この残りの2週間だけ、死ぬ気で勉強してみよう!

なぜか急にそう思えたのです!

今まで溜まっていた手付かずの答練を解きます。

試験日まで3回転しました。

怒涛の追い上げです。

ギリギリやることはやったかな。

理論の暗記はしっかりしていたので、精度としては9割ほどありました。

あとは問題との相性や。

頑張ろう。

そして試験日を迎えます。

本試験

最後の税理士試験?

いつもどおり1時間前に到着し、最後の確認を終えて試験スタートです。

これまたいつもどおり問題をさらっと確認して。

。。

。。。

えっ?

計算あるやんけ?

確か計算は十何年ぶりの出題です。

計算なんてどうせ出ないし捨てようかなと思っていたのですが、最後の2週間でしっかり勉強していました。

まだちゃんと問題は見ていない段階でしたが、とりあえずほっとしました。

計算捨ててたらサヨナラだったな。

捨てなかった自分に感謝しました。

気を取りなおして、理論から解きます。

これが、ワイの最後の、

ロケットスタートやー!

オラオラオラオラー!

ガタガタガタガタ

んなアホなー!

毎度恒例の手が震えて上手く書けません。

なぜや。

手が震えるほど勉強したか?

確かに理論は暗記してきたけど。。。

最後の科目だから?

豆腐メンタルだから?

知るかー!

ガタガタガタガタ

なんとか理論を書き上げます。

そして、計算です。

なんか難しい。

けど部分点はとらないと。

そして計算もなんとか終わり。

最後に理論の補強です。

泣いても笑っても最後の

デーハーアピールタイムやー

どりゃー!

理論を完璧なものにして、試験終了です。

自己採点

数日後、自己採点です。

うーん。計算がどこに配点くるのかよくわからんなー。

厳し目につけて、ボーダーくらいの点数でした。

最後の科目は合格ラインじゃないと合格にならないっていう都市伝説もあるしなー

(税理士試験って変な情報が多い気がします。)

ダメなのかな?

とりあえず、国税徴収法の勉強は続けることにしました。

やる気は相変わらずそこまでありませんでしたが、知識はついていたので次はなんとかなるだろうと思い、惰性で勉強は続けました。

そして、合格発表日を迎えます。

合格発表日

不合格?

合格発表日の朝です。

妻に、自分で確認する勇気がないので、変わりに確認してほしいと伝えました。

8時半過ぎには結果が見られると思うから結果教えて。

いいよー

そして、ワイは電車で職場に向かいます。

時間は8時半

電車の中でスマホを握りしめ、妻からの連絡を待ちます。

まだか?

まだか?

まだかー?

心臓がバクバクです。

そして妻からのLINEがきました。

ないよー

えっ。

まじかー

まじかー

まじかー

まぁそうか。そうだよな。

最後2週間だけ本気出して合格しててくれなんて、都合良すぎだよなー。

はぁ。

少し期待していたので、軽く足の力が抜けました。

官報確認

あーあ。

落ちちゃったよ。

とりあえず落ちたけど、もしかしたら見落としてる可能性もあるし、一応ワイも確認するか。

どれどれ。

。。

。。。

ん?

ワイの名前がある。

えっ?

えっ?

えー!!!

妻にすぐLINEです。

名前あるよ?

そっち側にも名前あるのねー

スマホで確認していたので名前が隠れてしまっていたようです。。。

いやいやいや。

そこボケるシーンやないで。笑

何はともあれ合格です。

電車の中で半泣きです。

これで勉強から解放される。

安堵の気持ちでいっぱいでした。

振り返り

まとめ

帰宅して妻に改めて結果報告し、また泣きました。笑

で、結局ですが、国税徴収法の勉強時間は2年間通算で250時間ほどでした。

1番勉強時間が少なくて済む科目とはいえ、ちょっと少なかったですね。

理論だけはしっかり暗記していたことと、計算を捨てなかったのが勝因だと思います。

こうして、僕の税理士試験が終わりました!

残念ながら、当初夢に見た税理士試験の独学王にはなれませんでした。

けど、税理士試験にあまりお金をかけなかった。

節約王にはなれたと思います。笑

簿記論→市販されている教材と公開模試

財務諸表論→市販されている教材と公開模試

消費税法→市販されている教材とTACの答練

法人税法→格安のスタディング2回

国税徴収法→スタディングとTAC

国税徴収法が1番お金かかりました。笑

そこお金かける科目ちゃうで。笑

最終的な成績です。

簿記論→1発合格

財務諸表論→1発合格(簿記論と同時合格)

消費税法→1発合格

法人税法→2年で1発合格

国税徴収法→2年目で合格

働きながらこの成績はよく頑張ったと思います。

補足

税理士試験って情緒不安定になりますよね。

僕もそうでした。

いちいち一喜一憂。

精神が崩壊します。

そんな皆さんのために、お役に立つかどうかわかりませんが、

この税理士試験のブログを第1章から最終章まで全部見た税理士試験受験生に限り、質問を受け付けます。

税理士試験に関係することであればどんな内容でも構いません。

ただし、1つだけ条件があります。

それは、

理論を9割以上暗記していること。
(簿記論は理論がないので、計算問題を最低でも5周はしていること。)

受からないです。どうすればいいですか?という質問をよく受けますが、

そういう方は理論を暗記していません。

理論を暗記していないんだから簡単に合格するわけないじゃん。。。

もちろん暗記しないで合格した方もいるでしょう。

けど、1年1発合格を目指すなら理論暗記は必須です。(個人的な見解です。)

そのため申し訳ないですが、理論を暗記していない方のご質問は受け付けません。

仕事に支障のない範囲内で回答しますので、レスポンスは期待しないでください。

ただ、必ず回答はさせていただきます。

ご質問は下記お問い合わせフォームからお願いいたします。
(LINEでのご質問は受け付けておりません。)

それでは、皆様が税理士試験に合格することを祈っております。

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