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税理士試験 法人税法 第4章「絶望と歓喜」

今回は税理士試験の法人税法について記載します。

税理士試験で1番重い税法科目である法人税法。

流石に法人税法は簡単には合格できませんでした。

みなさんの参考にどれだけなるかわかりませんが、「法人税法編」開幕です。

目次

受験勉強

法人税法を選択した理由

そもそも法人税法を選択した理由ですが、実務では所得税法より法人税法の方が使うでしょ!という理由だけです。

どちらにしようか、迷うこともありませんでした。

勉強方法

肝心の勉強方法です!

果たして独学なのか、それともどこかに通ったのか。。。

今回は

。。

。。。

WEBの講座を選択しました!

流石に独学は無理っす。

ごめんなさい。

で、どこの講座にしたのか

。。

。。。

通勤講座(現スタディング)」です!

えっ?

なにそれ?ですよね。

今でこそ名は知られてるかと思いますが、当時は無名だったと思います。(すみません。)

なぜ、スタディングにしたのか?

理由は4つあります。

安い

とにかく安かったです!

6万円くらいだったと思います。

大手さんとは大違い。

半額以下。

いや、3分の1以下ですね。

講師が優秀

スタディングは当時は無名だったので、1年間をスタディングに賭けるのは正直危険でした。

たた、講師には実績がありました!

法人税法の講師は藤田先生です!
(今もスタディングの講師のようです!)

調べてみると藤田先生は大手での法人税講師経験もあり、ネットスクールでの講師経験もありました。

スタディングは無名(何回もすみません。)でも、講師が経験豊富なら問題ないだろうと思いました。

コンセプト

スタディングは通勤時間を有効活用するというスタイルでした。

正社員として働いているので勉強時間は限られていました。

いつでもどこでも勉強できるスタディングは魅力的でした。

大手じゃ面白みに欠ける

くだらない理由ですが、ここまで独学できたのに、ここで大手に通って合格しても面白くないと思ったからです。

変な奴ですね。笑

それだったら無名な教材(本当にすみません)でも合格したぜ!っていう、変な実績が欲しいなと思ったからです。

もちろん、この実績が特に活かされたことはないのですが。笑

勉強開始

早速スタディングで勉強を開始するのですが、藤田先生の説明はわかりやすく、スタディングを選択して良かったなとすぐに実感しました!

藤田先生は、理論は暗記すること!問題は繰り返し解くこと!を何度も仰っていました。

法人税法は範囲が広くて非常につらい科目ですが、藤田先生の言葉を信じて勉強を続けました。

ただ、やはり範囲が広く、理論もあまり暗記できず、問題も今までのように繰り返すことができませんでした。

スタディングは大手と比べてコンパクトな内容(基本問題を徹底的に抑える)なのですが、それでも法人税法は範囲が広く、今までと比べて勉強が大変でした。

公開模試

スタディングは僕にとっては最高の講座だったのですが、1点だけデメリットがありました。

他者と比較する模試がなかったのです。

まぁこれはTACとか大原の模試を受ければいいだけなので、気にするほどのことではないのですが。

で、今回も模試はTACを選択しました。

理論の暗記精度は5割くらいでした。

計算も5割くらいしかマスターしていなかったと思います。

その状況で模試を受験したのですが、

結果はC判定だったと思います。(忘れました。。。)

過去最悪の出来です。

むしろC判定が奇跡。

ここから巻き返さないと合格できない。

そもそも巻き返すことはできないのでは?

心が折れかかりました。

そして、試験日の1週間前まで可能な限り勉強をしました。

やはり理論の暗記制度は6,7割ほど、

計算は今までと出来はあまり変わらず。。。

範囲が広いためなかなか身につけることができませんでした。

そして、ここで心が完全に折れてしまいました。

法人税法。。。

むり~~~~~

妻に相談です。

今年の法人税の受験は諦めていいですか?
範囲が広すぎて覚えきれてないです。
来年でもいいでしょうか?

いいよ!

ありがとう!
来年は合格する!

心の中で泣きました。

こうしてワイの法人税法の1回目の試験は、受験することもなく終わりました。

受験したらワンチャンあるんじゃないの?と思われた方もいるかもしれませんが、

今まで簿記論、財務諸表論、消費税法を1発合格してきた経験からするとそれはないなと。

今までの出来とは明らかに違うものでした。

そのため諦めるということをすんなりと選択することができました。

試験日までの勉強時間は1,000時間ほどだったと思います。

残念ながら私の頭では、この勉強時間では法人税法を受け止めきれませんでした。

そして、2年目での合格を誓いました。

2年目

2年目の勉強方法は今までと変わりません。

スタディングで勉強しました。

スタディングで消化不良でしたから、2年目だからといって大手を選択する理由はありませんでした。

今までどおり、暗記と問題集の繰り返しです。

2年目の公開模試

順調に勉強を重ねて、2年目の模試です。

このときの理論の暗記精度は9割ほどでしょうか。

計算問題も1年目との通算にはなりますが、最低5回転、間違えた問題は10回転近くしています。

ただ、自信はありませんでした。

なぜなら法人税法は範囲が広く、かつ僕はほぼ基本問題しか抑えていないからです。

これで通用するのか?

正直不安でした。

これでダメなら3年目?

最悪なイメージも浮かびました。

これ以上家族には迷惑かけられないし、そもそも自分ももう限界だ。

税理士試験の勉強をはじめて4年目。

もう限界に近づいていました。

模試なのに緊張しました。

いつもどおり理論から解きます。

理論は問題なく解けました。

むしろこれは満点勝負か?と思われるほど簡単でした。

一方で計算ですが、計算が全く解けませんでした。

模試は基本的に難しい問題が出されます。

そのため今まで基本問題しか解いてこなかった自分には難し過ぎました。

これはやっぱり2年目も諦めなければいけないのかと、何とも言えない気分を味わいました。

そして、模試の結果発表です。

法人税法に関しては、模試の結果を残していました!

せーの。

トータルA判定!

理論に関しては、S判定で1078人中20位、上位1.9%!

まじかっ!

藤田先生~!と心の中で叫びました!

藤田先生を信じて勉強を続けて良かったです!

まだ本試験じゃないけどね。笑

一方で計算はC判定。

計算に関しては客観的に見たら終わっている内容かもしれません。

ただ、税理士試験は基本問題を抑えれば合格できる試験。

難しい問題を解いてかなかった自分はC判定でも焦りはほとんどありませんでした。

というよりも、以前TACの消費税法の答練を受けて気づいたのですが、公開模試は答練の内容を一部抜粋して改変して出していると思われます。

そのため今までTACの法人税法の問題を解いていなかった僕が、TACの模試でいい点数を出せないのは当たり前といえば当たり前の話しなんです。

そのため気になりませんでした。

それよりも理論でS判定を出した自分は天才やー!

法人税法やで?

ワイ、実は天才やーと完全に受かれました。笑

眠っていた才能が開花したんやーと思いました。笑

もちろんこれで調子にはのらず、本試験までちゃんと勉強しましたよ!

本試験

試験当日

今回の法人税法の試験ですが、ルーティンだと1時間前に会場入りなのですが、今回は色々とあり20分前に会場入りしました。

席に座って少し落ち着いて。

すぐに試験スタートです!

いつもどおり、さらっと全体を確認して。

理論からスタートです。

今日のワイはやるで!

2年間の勉強の成果をだしてやるぜー!

ロケットスタートや!

オラオラオラオラ~

ガタガタガタガタ~

ひぇー

皆さんお馴染みのあれですね。

文字が上手くかけません。

めちゃくちゃ汚いです。

2年間の思いを、この1日に吐き出してるわけですからね。

毎回のことですが、手が震えて上手く書けません。

で、なんとか理論を書き終えて計算問題です。

計算に関しては基本問題しか解いていないので、逆に難しい捨て問はすぐに判断ができます。

だって問題の意味がわからないし解けないもん。

開き直ります。笑

一方で、基本問題をしっかりと積み上げていきます。

そして最後の残り時間でお馴染みの

デーハーアピールタイムです。

これも知ってるでー

あれも知ってるでー

理論を完璧なものに仕上げます。

これで法人税法の試験は終了です。

やり切った。

2年間の思いは出し切った。

悔いはない。

これで落ちてたら悲しいけど。。。

あとは神頼み。笑

自己採点

TACの模範解答で自己採点です。

厳し目につけてボーダーマイナス8点でした。

理論は合格確実ラインを超えていましたが、計算が終わっていました。

あーあ。

厳し目につけたとはいえ、また来年かなと。

けど、今までの勉強で身についた知識はあるので、来年こそは合格できるだろうと思いました。

合格発表日

結果

いつもの封筒がポストに届きます。

ペラペラ封筒です。

落ちている可能性高いけど、ワンチャン頼むー

頼むー

頼むー

頼むー

こういうときだけ必死に神様にお願いです。

結果はもう出てるのにね。笑

それではオープン。

まじかー!

きたー!

大手じゃなくても受かるんじゃー!

ワイ天才!

封筒開ける前の懇願はどこへいってしまったのか。笑

すぐにスタディングの合格の声に応募しました。

かなり下の方ですけどスクロールすると

「2019年 法人税法合格!」で掲載されています!

まとめ

最終的な勉強時間は2年間通算で、1800時間でした。

かなり勉強しました。

けど、やはりしっかりと勉強すれば受かる試験なんだと思いました。

何年も合格できないという声をよく聞きますが、そもそも勉強時間は足りているでしょうか?

厳しい言い方かもしれませんが、やはり最低限こなさなければいけない勉強時間はあります。

大して勉強していないのに、受からない!なんて、都合のいいことは言わない方がいいです。

話しを聞くと、そもそもあなた全然勉強していないじゃんと。

それじゃあ受からないよと。

話しは変わりますが、実は1つ気になってることがあります。

結局のところ法人税法は1回しか受験していません。

これって1発合格って言ってもいいんですかね?笑

調子にのってすみません。

でも税理士試験の1番重い科目である法人税法を、スタディングから合格できたのは本当に嬉しかったです。

藤田先生には頭があがりません。

2年間、本当に辛かったですが、藤田先生を信じてやってきました。

途中で本当にスタディングで合格できるのか?
やっぱ無名なところじゃダメなのでは?
と思うことも正直ありました。

それでも最終的に合格できたのはやっぱり藤田先生のおかげです。

働きながら税理士試験合格を目指されている方!

スタディングおすすめです!

もちろん回し者じゃないですよ。笑

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